【【速報です!】人類史上初!!純粋培養された33万人『美少女ハーレム県』が誕生しました!!!-体験型コミック・テーマパークOpen-】天使出版
■天使出版企画■
◆体験型コミック・テーマパーク◆ 作品第1弾
■■■【速報です!】 1人類史上初!!純粋培養された33万人『美少女ハーレム県』が誕生しました!!!-体験型コミック・テーマパークOpen-■■■
***姉妹作品紹介***
◆33歳年の差『神ノ下あい』それは、ボクの義理の妹(いもうと)デビュー作品◆
もよろしくお願いします!
-序章-
40歳、独身、冴えない日々を送っていた僕。
しかし、この日、僕の運命は劇的に変わった。
10年に一度、日本国民の男たちだけが購入できる「美少女宝くじ」の抽選日だった。
それは、政府が巨額の国家予算を投じて、地方の3県から面積を譲り受け完成させた
48番目の都道府県、「美少女ハーレム県」への移住権と、
そこで唯一の男性として暮らす権利が与えられる、まさに全男性が憧れる、夢のような宝くじ。
10年間生存できる成人男性3300万人のうち、実に3割を除いた2200万人が
この宝くじに応募。
「この日のために生まれてきたんだ」
という声が全国から上がるほどの社会現象となっていた。
当選確率は2200万分の一。
これは、東京ドーム4個分に敷き詰められた1円玉の中から
たった1枚の当たりコインを引き当てるようなもの。
まさに天文学的確率。
そして、その日、僕は、その奇跡を掴み取った。
当選。
喜びと興奮が全身を駆け巡る。
夢か現実か分からぬまま、当選連絡を受け
指定された場所へと向かう。
高鳴る胸を抑えきれない。
到着したのは、近代的な都市が広がる美少女ハーレム県。
地方3県から面積を分けてもらって作られたこの県には
33万人の18歳から25歳までの美少女が暮らす、
他県から隔絶された特別な空間が広がっていた。
県庁で、30歳の美人県知事に出迎えられた。息を呑むほどの美貌。
彼女は、この美少女ハーレム県において、唯一の30代。
特例として県知事を務めている。
その瞳の奥には、10年間男性と隔絶された環境で育まれた
抑えきれない男への渇望が潜んでいた。
僕を前に、彼女は緊張でわずかに頬を赤らめていた。
「あ…あなたが…パパ様…でしょうか?…よ、ようこそ…美少女ハーレム県へ…」
県知事は、息を詰まらせ、途切れ途切れに言葉を紡いだ。
僕は、そんな彼女の反応を面白がるように、余裕の笑みを浮かべた。
「ああ、そうだ。待たせたね」
「これからの僕への挨拶は、ちんこレーダーが反応するようにエロい格好をすることだ。
さっそくしてごらん?」
言葉自体は優しく穏やかだが、その瞳の奥には、確かな支配欲が宿っていた。
「パパさま…か…かしこまりました……」
県知事は、深呼吸をしてから、再び話し始めた。
「この県では、女性たちは男性との接触を一切禁じられ
10年間、純粋培養されてきました。
まさに箱入り娘、手つかずの乙女たちです。貴方さまのために。
県内全ての物流、学校の先生まで、女性だけで運営されています。
そして毎年行われる選別で選ばれなかった女性は県を去らなければならない、という厳しい現実があります。
また、女性は男性に話しかけてはいけない。
男性からのデートの誘いは拒否できない、というルールがあります。
33万人の美少女たちは、唯一の男性であるあなた様 に選ばれる日を夢見て、今日までパパ様を待っておりました。
彼女たちはあなた様 のことをパパ様と呼びます。
彼女たちは、パパ様の寵愛を受けることを心待ちにしております」
僕は、県の中央にそびえ立つタワマンの78階、最上階に案内された。
専用の住居からは、県全体が見渡せる。
そして、手元には、県内の全女性の情報が閲覧できるタブレットが。
街を歩けば、美少女たちが僕を見つけると、小声で囁き合い、顔を赤らめる。
まるでアイドルの出現に沸き立つファンのように、彼女たちは僕に熱い視線を送り続ける。
しかし、話しかけることは許されない。
彼女たちは、ただただ僕の視線を受けることを夢見て、じっと息をひそめている。
僕は、そんな彼女たちの反応を楽しみながら、悠然と街を歩いていく。
■桜井彩乃編 ■
数日後、僕はタブレットで気になる子を見つけた。18歳の女子大生、桜井彩乃。
栗色のポニーテールが可愛い。写真からでも、清楚で元気な感じが伝わってくる。
僕は、彼女に決めた。
彩乃の勤務先であるカフェへと向かう。
ガラス張りの店内では、エプロン姿の彩乃が忙しそうに働いている。
客は全員女性だ。彼女たちは、僕を見つけると、一斉に視線を送り、ざわめき始めた。
だが、話しかけることはできない。
ただ、ドキドキしながら、僕の行動を見守っている。
僕は堂々と店内へ入り、彩乃にまっすぐ近づいた。彩乃が注文を取りに来た。
「いらっしゃいませ。ご注文は何になさいますか?」
丁寧な言葉遣いと、柔らかな声。僕は、彼女の清楚な雰囲気を前に、ドヤ顔で言った。
「桜井彩乃、でしょ?」
彩乃は驚いた表情で僕を見つめた。
「…ひっ…はい…パパさま…」。
初めて男性と話す彼女は、緊張で顔が赤くなっている。
「僕だよ。君が、最初の相手ね」僕は静かで自信に満ちた声で告げた。
その瞬間、彩乃の目から涙が溢れ出した。
「…うっ…うぅ…嬉しいです…ずっと…夢見ていました…」
憧れの芸能人に会えたかのような、興奮と感動が彼女を包み込む。
震える声で、彩乃は絞り出した。
僕は満足げに微笑み、
「これからよろしくね」と優しく言った。
周りの女性たちは、羨望の眼差しで二人を見つめていた。
僕の美少女ハーレム県での生活は、こうして、帝王の如く幕を開けたのだった。
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